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| 思いのほか時間がかかった登頂、そして山上での一夜から下山までです。 |
| ◆ 頂上へ |
| 長い鉄階段を登って、喜雲閣と言う石室の小屋の前で大休憩。足元をリスが走り回る。この上で樹林を抜けて、前方に山頂の三峰を望み、後方には大絶景が広がった。後方右手は千仏洞渓谷の尖塔群を見下ろし、その向こう彼方に東海が見え、左手には恐竜稜線の岩峰の列、あたりの茂みにはピンク色のツツジが目立って来た。「チョルッチュク」と言う、ヤシオツツジに似た花である。花や景色に目を奪われているうちに、一番手前のピーク小青峰に着いた。西側には竜牙長城の岩稜線が伸びて、中国の山水画を見るようだ。おバアさんの団体が参った凰頂庵も小さく見えている。これからは比較的緩やかな稜線歩き、「トールチンダルレ」と言う赤紫のツツジも混じるお花畑の中、球形のレーダードームがある中青峰を越えて、主峰の大青峰に18時到着、何と10時間かかってしまったが、太陽はまだ西の空に高く輝いていた。 |
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| ◆ 山上泊 |
| 頂上は360度の大絶景であるが、少し下ったところにある山小屋は、まるで乞食小屋、でもオンドルつきである。持参の寝袋やマットは使わずに終わった。小屋の中は狭苦しいので、前庭で夕闇せまる東海を見下ろしながら夕食、海上にはチラホラ漁火が見えて良い景色。深夜、オンドルの効き過ぎで暑く、抜け出して山頂に登って見たところ、海上の夕霧は雲海と変じ、漁火が下からボーッと光の盆になっていくつも並び、夢幻的な眺め。淡い光で写真は無理であったが、しばらく楽しんだ。朝は東海から昇る太陽を見ながら食事の支度、心地よい朝風の中で朝食を摂った。 |
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| ◆ 下山と観光・グルメ |
| ピストンの予定だったが、長い下りを敬遠して、南側の五色温泉への下りに変更した。樹林の中の下り3時間は特に変哲もなく、昼前に下山口に到着、河原で湧く名水を味わった。炭酸ガスを多量に含み、天然のソーダ水と言ったところ。雪岳洞に戻り北側の蔚山岩と言う岩山の麓にある継祖庵を訪ねる。境内には有名な「揺れ岩」があり、何十トンもあろうかと言う大岩が、リズミカルに押していると揺れ始める。私達も面白がって押し動かしてビデオに撮った。このあとは束草の町に出て、韓国に来たらこれを食べなくっちゃ、とばかりカルビ焼き肉の店へ。そこで出たヤンニョムケジャン(生のワタリガニのキムチ)の美味しかったこと!。キムチはただなので、みんなで何度もお代わりを出してもらった。ちょっと気の毒な気もしたが・・・。 |
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