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11月に入ると、太宰府にも紅葉の季節がやってきます。宝満山(ほうまんざん)、大野山(四王寺山)、その裾野に多い、なら、くぬぎ、かえでなどが、葉を落す前に見事な錦を画いてくれます。見ごろは11月半ばから。澄んだ青空に映える紅葉の眺めはこの上ない晩秋の贈り物です。 |
| ◆ 光明禅寺 | |
一滴海庭
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天満宮の南隣り、歩いて3分のところです。 この時期、後庭の“一滴海庭(いってきかいてい)”が素晴らしい紅葉のお庭になります。裏の茶室に座りますと、樹齢400年を超える20本余りの古木の彩りが目にあふれてきます。そしてまもなく、白砂と青苔と小岩でかたどられた古山水の庭が綾錦の落ち葉で埋め尽くされるのです。 光明禅寺は鎌倉中期、1273年(文永10年)に、菅原家の一族出身の鉄牛円心和尚(てつぎゅうえんじんおしょう)が開山しました。ここには天神さまが一晩のうちに大陸の宋に行って禅の教えを悟ったという「渡唐天神座像(ととうてんじんざぞう)」(鎌倉時代作)があります。天満宮ゆかりのお寺です。 このお庭が、春は紅く萌え出る新芽、夏はみどり鮮やかな苔、秋は紅葉と、四季折々にいつも美しくしっとりとした風情を見せてくれます。指折りの日本庭園として有名で、ドイツやフランスの庭園美術誌にも紹介されました。 “苔寺(こけでら)”とも云われています。 |
| ◆ 竈門(かまど)神社 | |
石段を覆う紅葉
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太宰府の東北にそびえる宝満山(829.6m)の登山口にある神社です。 春はお花見で賑わい、秋は紅葉見物に多くの人々が訪れます。 一の鳥居から巾広い石段が社殿まで150mほど続きますが、その石段は目を奪う紅葉のトンネルで覆い尽くされてしまいます。そしてその紅葉は登山道に沿って上まで続き、「"宝満登り(ほうまんのぼり)"」の人達の目を楽しませ、元気をつけてくれるのです。 竈門(かまど)神社は祭神が神武天皇の母君玉依姫(たまよりひめ)で、天武天皇の時代(670年代)に創建され、相殿の右に八幡大神(はちまんだいじん)、左には神功皇后(じんぐうこうごう)が祭ってあります。 また正面階段を少し上がった右手奥に礎石が整然と並んだ広場がありますが、ここが神宮寺、竈門(かまど)山寺の跡で、最澄(伝教大師)が803年(延暦22年)中国に渡る前にここに入り、薬師仏四体を彫って航海の安全を祈願したと伝えられています。 天満宮から東に歩けば40分程の道程です。市営バス「まほろば号」の「内山」行きの終点が神社前で、西鉄太宰府駅前バス停から10分足らずで着きます。 |
| ◆ 秋の森 | |
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大宰府政庁跡裏の“歴史の散歩道”を200mほど東に歩き、テニスコートの角を左に折れて上り道を辿ります。左に用水池を眺めて一坂越しますと、“秋の森”に入ります。 ここから大野山(四王寺山)のふもとまで、なだらかな斜面に、なら、くぬぎ、かえでなどの落葉樹が、150本ほど植え込まれていて、紅葉で秋を彩るのです。 また、このなかほどにはキャンプ場が設けられていて、夏にはこども達や家族連れのキャンプで賑わいます。 西隣りの谷は、うめ、もも、さくらなど、春の花を楽しむ春の森です。合わせて34haの広さで、昭和62年(1987年)から2年間かけて福岡県が、生活環境保全林として造成しました。 それからここは太宰府市が管理する「市民の森」として、春に、秋に、山を歩き山に親しむ人々の憩いの場所になっています。 |
| ◆ 紅葉のみごろ情報(07年) | |
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07年10月30日 今年(07年)は9月末まで真夏の猛暑がつづき、10月になっても例年よりも暖かい日が多くて、しかも明け方に15℃以下になる日はまだ一回だけです。 そのため紅葉にはまだほど遠い中秋の姿です。 月末になって、ようやく、くぬぎ、ならなどは葉の色が黄ばみ始めてきているところです。 11月に入って朝冷えの日が多くなりますと、一挙に紅葉が進むのではないでしょうか。 07年11月10日 11月になっても今年は暖かさがつづいて、日中は20℃を超える日が多く、明け方の最低気温も10℃以下になる日はまだありません。 それで、紅葉の進み方もボチボチで、クヌギ、ナラなどの落葉樹がようやく彩づいてきているところです。 みどころの光明禅寺、竈門神社のモミジやカエデはあとしばらくかかりそうです。 今年の紅葉のみごろは11月20日過ぎからになる模様です。 07年11月20日 11月10日過ぎてようやく朝の冷え込みが10℃以下に、昼間も15℃前後になってきました。 周りの山肌も錦まじり、ナラやクヌギが綺麗に色づいています。 みどころの光明禅寺、竈門神社、秋の森では、カエデやモミジが鮮やかな彩りで、見ごろになりました。 今年は11月下旬が紅葉の盛りです。12月初めまでつづくことでしょう。 07年12月2日 まだ紅葉の盛りはつづいています。ただ、そろそろ散り始めてきました。 12月上旬には、真紅や黄色の落ち葉が散り敷いて、見事な錦のしとねになります。 みどころの光明禅寺、竈門神社、秋の森は、いまが今年の“もみじ見納め”のときです。 例年にない暑さが遅くまでつづき、どうなることかと心配でしたが、なんとかいつもの通り、鮮やかな紅葉を見せてくれました。 12月10日過ぎには散り終わることでしょう。 |
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