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年越しのライトアップ

古都大宰府のシンボルの一つ、観世音寺と戒壇院が、年末からお正月にかけてライトアップされます。

メインタイトルは“ライトアップinまほろばの里”。和の色目とアジアンカラーに、いにしえのロマンに染まる古刹が浮かびあがります。

◆ ライトアップinまほろばの里 Imagination of MAHOROBA
 
 “まほろば”とは“優れたよいところ、よいくに”という大和言葉です。

 多くの史跡や文化財のなかに息づいている太宰府市は、「歴史とみどり豊かな文化のまち」を将来像に描き、2005年10月16日に開館した九州国立博物館のお膝元として、まるごと博物館構想を核にして、古いものと新しいものと調和のとれた「まほろばの里づくり」を推進しています。

 年末、年始の「ライトアップinまほろばの里」はこのシンボルの一つです。太宰府市が歴史と文化の環境税活用事業として続けています。
 
 場所は、恒例の観世音寺と戒壇院。

 期間は、07年12月30日(日)から07年12月31日(月)まで2日間。
 時間は、午後5時から午後10時までですが、大晦日の31日は元旦にかけて終夜続けられます。

 なお、期間中は交通混雑が予想されますので、公共の交通機関利用をお奨めします。観世音寺、戒壇院は西鉄太宰府線五条駅から徒歩10分です。




◆ 観世音寺、戒壇院
 
 観世音寺は、7世紀後半に天智天皇の勅願で創建され、奈良、平安時代から「府の大寺」として権威を保ってきた寺院です。創建当時のものでただ一つ残っているのが梵鐘で、690年ごろに造られた日本最古のものとして、国宝に指定されています。

 戒壇院は、奈良時代(761年)に観世音寺の子院として、唐から来た高僧鑑真和上が奈良の東大寺、下野の薬師寺とともに創った日本三戒壇の一つで、西戒壇と云われています。僧侶が最高の位になる戒律を授ける寺院です。これで観世音寺はいよいよ格式が高い寺院となりました。

 いま建っているのは、観世音寺も戒壇院も元禄時代に再建されたお堂ですが、1,300年以来の面影を偲ぶように、境内がライトアップで浮かびあがるのです。

 テーマは『いにしえのロマンに染まる古刹』。
 イメージカラーは寺院らしく、僧侶の袈裟色の基調である『香(木欄色)』香木を煮て染めだす黄褐色です。

 そして除夜には、環境庁が「残したい音百選」の一つに選んだ観世音寺の梵鐘が、また鎌倉時代に造られた戒壇院の梵鐘が、悠久の時を刻みながら新しい年を迎えるのです。

 観世音寺と戒壇院は隣り合わせで、政庁通り沿い。天満宮への道筋です。
 天満宮からですと西鉄太宰府駅から、五条四つ角、市役所前を通って、徒歩15分。一つ前の西鉄五条駅からですと10分。西鉄大牟田線では都府楼前駅下車、政庁通りを天満宮方面へ徒歩15分です。

 初詣のコースに、このライトアップを加えられてはいかがでしょうか。

 観世音寺はこちら

 国宝の梵鐘はこちら


観世音寺

戒壇院(右は鐘楼)

観世音寺梵鐘(国宝)





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