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天満宮だより(08年6月)

むせかえるような黄緑の若葉が濃い緑色に変わっています。雨が少なくてまぶしい五月晴れがつづきましたが、まもなく太宰府にも梅雨がやって来ます。太宰府天満宮からの6月のたよりです。

「花菖蒲」「梅の実ちぎり」「御田植祭」の詳細はこちら

◆ 花菖蒲(はなしょうぶ)

「紫は 水に映らず 花菖蒲」 年尾(高浜虚子の長男、菖蒲池の句碑は自筆)

 例年、太宰府の梅雨は6月5日前後に始まりますが、雨続きの日でも晴れ間の時でも、この時期の天満宮を彩るのは花菖蒲です。

 東神苑の菖蒲池と太鼓橋がかかる心字池の周辺に、約40種、300鉢、3万本、白や紫色の花菖蒲が、しっとりしたビロードのような花びらを垂らして咲き乱れます。

 6月上旬から中旬までが見頃です。

 そして、この見ごろの6月7日〈土)〜16日(日)は、日没から午後9時半までライトアップされて、宵闇のなかに幽玄な姿が浮かびあがります。

花菖蒲コンサート

 菖蒲池の浮舞台で開かれます。開演時間はそれぞれ30〜40分間、いずれも無料です。
 雨天時は天満宮文書館を予定。 

@ドルチエ
 
 6月7日(土)14日(土): 11時〜、14時〜、16時〜、19時〜の4回

AViento(ピエント)

 6月8日(日) 11時〜、14時〜、16時〜の3回 
 
 Vientoとはスペイン語で「風」を意味します。熊本の阿蘇を拠点に八代市出身の吉川万里と東京出身の竹口美紀で結成されたデュオグループ。アンデスの最も古い楽器ケーナと最も現代的な楽器シンセサイザーを融合させ、世界のカルデラ「阿蘇」をテーマに、独自のサウンドを追求しています。

BHARU

 6月15日(日) 11時〜、13時30分〜、15時30分〜の3回

 

◆ 梅の実ちぎり

 6月1日(日)9時に、本殿前の御神木「飛梅」の実を振り落して拾い集め、神前に供える奉納神事が執り行なわれます。
 
 それに引き続いて6月7日(土)まで一週間ほどかかって、天満宮境内にある6,000本の梅の実ちぎりが続けられます。これには巫女さん始め職員の方々が総出で当たり、近くの幼稚園の園児や氏子、崇敬者の方々のお手伝いご奉仕もあるということです。

 なお、収穫される梅の実は昨年は3.8トンほど。「飛梅」の実は「飛梅御守」に、一般の実は梅干と梅酒に奉製されます。


◆ 御田植祭(おたうえさい)

 6月14日(土) 午前10時

 5月1日の播種祭で種籾を播き育ててきた稲の苗を、観世音寺裏にある齋田(さいでん)に植え付けるお祭りです。天神さまにお供えする神饌のお米を作ります。

 神事の後に巫女さんが「早乙女の舞」を奉納し、牛が牽いて代掻きをした齋田に宮司が初植えをした後で、もんぺに菅笠姿の巫女や氏子の方々が、昔ながらの田植えをします。

 牛や蛙なども登場し、豊作を祈念する珍しい儀式が行われます。どなたでもご覧になれます。


◆ 第47回太宰府天満宮天神の森スケッチ大会

 太宰府天満宮では、花菖蒲を含めて、新緑から初夏の境内の風景を描いていただく「天神の森スケッチ大会」を開催します。

 期間は4月初旬から6月中旬まで。

 幼稚園児、小学生、中学生のみなさんに、活き活きと、生気溢れる天満宮の自然をスケッチしていただきます。用紙は四つ切画用紙。天満宮でも購入できます。絵の具やクレヨンで、自由に画いてください。

 作品提出締切は6月28日(土)午後4時。天満宮社務所受付けにお持ちください。
 
 6月29日(日)午前10時から余香殿(社務所2階)で審査会が開かれ、7月13日(日)午前10時から余香殿で、入賞者の表彰式が行われます。

 また入賞作品は、7月4日(金)から7月14日(月)まで、楼門内回廊に展示されます。

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◆ 大祓式(おおはらいしき)

 6月30日(月) 16時

 天神広場の楼門前特設齋場で行われます。どなたでも参列できます。

 一年の前半が終わるこの日に、これまでの半年の罪穢れ(つみけがれ)を祓い清め、これから後の半年のより良い生活をお祈りする神事です。

 天満宮からいただく人の形をした「形代(かたしろ)」に、私たちが知らずしらずのうちに犯した罪や穢れを移すように、祈りをこめて頭や胸など全身をなでてから、3度息を吹きかけ、心を清らかにします。
 この「形代」を集め、大祓詞を奏上した後で、浄火でお焚き上げするのです。

 みな月の なごしのはらへ する人は 
 千とせのいのち のぶといふなり

    
 この大祓式は、6月30日が「夏越大祓」、年末12月31日が「年越大祓」と、毎年2回、執り行なわれます。






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