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7月半ばに梅雨が明けると、太宰府にも、暑いあつい夏がやってきます。 炎天に入道雲の毎日、熱帯夜の毎晩が続きますが、その暑さを吹き飛ばし忘れさせてくれるイベント。それが夏まつりです。 |
| ◆ 天満宮の夏祭り |
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菅原道真公は旧暦の6月25日にお生まれになりました。そのお誕生日をお祝いするおまつりが天満宮の夏まつりです。 毎年7月24日と25日の二日間に繰り広げられます。 前日祭が24日の午後2時から、縁日祭が25日の午前11時から、いずれも天満宮本殿で厳かに執り行われます。 そしてこの二日間、楼門前に大きな“茅の輪(ちのわ)”が設けられます。これは茅草で作られた大きな輪です。 これをくぐって、身の穢れや災いを祓うという神事で、夏に流行する悪疫退散の願いも併せて、お参りの人々が続々とくぐり抜けて行きます。 また参道筋の28カ所に“文芸灯篭”が飾られます。 これには文芸家の方々や幼稚園児が奉納した絵や書が数多く貼り付けられて、夜には明かりが灯って賑やかな参道になります。 さらに両日とも午後3時から、“子供みこし”が天満宮お膝元の宰府往還を練り歩きます。 ハッピ姿の子供達が、力水を浴びながら元気な掛け声と共に勢い良くおみこしを担いで廻り、町内隅々まで災いを祓ってくれるのです。 まつりのクライマックスは、25日午後8時に、太鼓橋と心字池を巡って灯される“千灯明”です。 1101年(康和3年)に大宰権帥(政庁次官)だった大江匡房卿が始めたと伝えられています。天神さまの御神霊をお慰めする神事です。 千本を超えるロウソクに、氏子会の若手の奉仕でご神火を灯しますと、連なる灯明の明かりで、太鼓橋が浄闇のなかに浮かび上がり、心字池にも映って、人々を幽玄の世界に誘い込んでくれるのです。 こうして天満宮の夏まつりは終わります。 |
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