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門司港はある時期では「バナナの町」でした。はるばる台湾から青いバナナが港に着き、加工され、売られていく。 アセチレンガスの灯りとともに想いだされる「バナナのたたき売り」の口上もこの街から生まれました。 ”春よ三月春雨に、弥生の空に桜散る奥州仙台伊達侯が、なでにバナちゃんにほれなんだ、バナちゃん因縁聞かそうか” こうして口上が始まります。 口上の種類は多様で、時にはエロチック、ときにはコッケイですが、どれも妙に懐かしく感じられます。 このバナナのたたき売りそのものは、一時はほとんど姿を消しましたが、「門司港発展期成会バナナのたたき売り保存会」のメンバーによって現在に受け継がれています。 |
| ◆ 堺さん奮戦記 |
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”サアサア門司港名物バナナのたたき売りご用とお急ぎでない方は、見てらっしゃい、聞いてお帰り荷物にゃならぬ、バナナ屋自慢のバナナ節・・・” いや〜びっくり! 30数年企業戦士として仕事一筋の実直人間、堺さんが180度異質な環境で大声を出し生き生きとしている姿に我が目を疑った。 なんでもこの世界へ入るきっかけは、門司港にフラッと来た時、師匠のバナナ節を聞いたのが始りとか、早速「バナちゃん道場」へ入門して修行半年、これまで修練三年、今はお客さんとの言葉のキャッチボールも堂に入ったもの、週に一度は門司港へ登場し、時には老人ホーム訪問、祭りやイベントでの口上と活躍の場は広がっている。 日焼けし笑顔と元気な姿に、昔の同僚として拍手を送りたい。 人は誰でもこんな人生を夢見ているのではないでしょうか。 門司港レトロは今日もこのような人達で楽しい街を表現している。みなさんも、ぜひ堺さんの口上を聴きに来て下さい。 |
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| ◆ 門司港の土産は今 |
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門司港レトロのお土産の中で上位を占めるのがバナナ関連商品です。 バナナカステラ、バナナクッキー、バナナまんじゅう、バナナもち、など多彩、お店屋さんを調べたところ20種類を越えていました。 異色な土産では”バナナのたたき売り口上集”のカセットテープ、やCDに人気があり売上を伸ばしている、きっとカラオケを卒業して何か隠れた芸の秘密兵器を持ちたい人が買って行くのだと思います。 |
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| ◆ ”たたき売り”発祥の地はここだ |
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昔を偲べば大連、上海、欧州、台湾、国内航路を含め貿易港として発展し、また九州の玄関口であろ鉄道の起点駅で、明治の後半ごろより桟橋通り一帯は、駅から渡船桟橋まで乗り換えの人が多く、この場所で露天商のバナナのたたき売りが生まれて、最盛期には50〜60軒並んだと言われています。 桟橋通りには「バナナのたたき売り発祥の地」なる碑があるが、今はその面影は見られません。 現在、門司港レトロの新しい名所、「海峡ドラマシップ」がオープンして大正時代の桟橋通りの街並を再現している、当時の賑わいの中でバナナのたたき売りの様子もあり、見逃せないスポットです。 |
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