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竹の里合馬へ

皆さんは竹にはどれ位の種類があるか知ってますか?
なんと世界には1500種以上、日本にも560種ほどあるそうです。
 竹は古くから日本人の生活と密接な関係のある植物で、観賞用はもとより食用、建築、工芸、楽器、玩具、まで広く利用されてきました。
 また一日に1m以上も伸びる旺盛な生命力から、文学の上でも「竹取物語」「古事記」「日本書記」の中にも竹にまつわる伝説がいくつもあります。
ここでは、日本で一番の竹林と言われている、合馬の里を訪ねて竹と対話をしてきました。

◆ 合馬の里
   小倉から田川方面に向い、九州自動車道小倉南ICの手前を右折(標識あり)道なりに走ると合馬川に沿って田んぼが広がり、のどかな田舎の風景に出会う、この浅い谷の両側の山はすべて竹で覆われている、この谷が全国区になったタケノコの産地合馬である。
 合馬のタケノコ専業農家は少なく米、野菜と合わせた家がほとんどだ、ここを訪れる前の私の合馬のイメージは、竹薮に自然にタケノコが生えると想像していた。しかし、話を聴くと竹林で食用のタケノコを育てるには、土を入れ、肥料を施し、親竹の間引き、下草を刈り、イノシシから守るなど、他の野菜以上に手が掛かりこれをしないと良質なタケノコは生まれないと言う事だった。
 里の多くの農家のこんな苦労があって合馬のタケノコはブランドに成長したともいえる。地元ではタケノコ堀体験の出来る観光園や旬の野菜、果物、朝掘りタケノコなど農家がこだわりの野菜直売所も開いている。
タケノコの旬は3月〜5月が最盛期、これから美味しい合馬のタケノコが食卓に登場する。

山はすべて竹の林だ

整備された竹林は素晴らしい

本場の本物のタケノコ
◆ 合馬竹林公園
   合馬の里の入り口に竹林公園がある、何でも総面積は3.0haあり直径15cmの太い竹から笹の類まで150種類が見学できる。
 園内は遊歩道があり、せせらぎに沿って小道を上ると竹が頭上から迫ってくる、うっそうとした竹林の中に吸い込まれると、そこは太陽の光も竹の足元まで届かない静かな世界があり、子供のころ聴いた「かぐや姫」の話はこんな中で生まれたのかと夢を広げてくれる。
 また珍しい種類では、ラッキョウのように膨らんだラッキョウヤダケ、節が亀の甲羅模様のキッコウチクも観て楽しい竹といえます。
この遊歩道は若い人のデートスポットとしても見逃せません。


公園内は時間を忘れる遊歩道

竹の中を爽やかな風が走る

珍種キッコウチクのスナップ
◆ 竹の展示館
   竹林公園の中央にスクスク伸びるタケノコをイメージした、とんがり帽子の立派な建物があり、竹のすべてが理解できる楽しい資料館があります、中は三つのゾーンに分れ「文化ゾーン」「ふれあいゾーン」「工作イベントゾーン」とそれぞれ特徴があります。
 工作イベントゾーンでは、館長の廣瀬さんが竹細工を作りながら「近所のお年寄りや、子供のころ竹細工で遊んだ人が毎日工房に来てくれる」と話してくれた。
 廣瀬さんと、講師の河内さんの竹細工はまさに絶品、動きそうなカニ、飛びそうなカブト虫、羽音が聞えそうなトンボなど、作品の数は500点を越える、工房は作品の山で見るだけでも楽しく夢が広がる。
工房ではこの名人が教えてくれ、誰でも楽しく作れる、大人の遊び場として時間を忘れて熱中できる最高のスポットだと思います、是非あなたも足を運んで見てください。                          記 佐野
(合馬へは国道322号を田川方面に向い小倉南ICの手前を右折して7分 竹林公園、展示館とも入園料は無料)

夢を詰め込んだ展示館

暮らしの中の竹製品

講師河内さんの作品へのチャレンジ





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