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日本全国で美しい日本の「あるきたくなるみち」500選候補に応募した北九州の魅力の一つ関門海峡をテーマにしたコースをシリーズで紹介しているが今回はシリ−ズ3回目である。鹿児島本線の始発駅であり、終着駅を出発し、レトロの街並みからいよいよ国定公園「和布刈(めかり)公園」を目指してみた。 コース概要:@門司港駅ーAレトロな街並み散策ーB海峡の景色ウォッチングーC和布刈(めかり)公園ーD和布刈公園展望台ーE海底人道トンネル(海底散歩)−Fみもすそ川公園(下関側)−G赤間神宮ーH日清講和記念館ーI亀山八幡宮ーJカモンワーフーK旧英国領事館ーL唐戸桟橋ー(連絡船で関門海峡横断)ーM門司港桟橋ーN門司港駅 周辺地図 |
| ◆ 関門海峡は歴史を運ぶ運河なのか |
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和布刈(めかり)公園を目指して一路、少し勾配のある坂道を10分程度歩いてみよう。すぐ目の前に本州と九州を結ぶ動脈である関門橋(勿論、橋も高速道路になっている。)が走っている。橋の長さは1068mで通過車両は1日31000台もある。いい汗をかきながら1km程度坂を歩くと、左側に階段が見えてきた。そこは和布刈公園第二展望台である。階段を登ると眼下に海が開けてきた。この展望台から海峡をみて感動しない者はいないだろう。そこには先程の坂道の疲れも吹き飛ぶような雄大な関門海峡と関門橋が素晴らしい絵となって目の前に拡がっている。海峡の幅は狭いところで700mであるが、ここを行きかう船は1日平均700隻と日本有数の過密航路である。昔から多くの船を運ぶと共に数々の歴史を運んだことだろう。 潮の流れも東流れ、西流れと向きを一日4度も変える。そうして潮の速さも0ノットから10ノット(約18km)と絶えず変化している。潮の流れに逆らいながら大きな船がゆったり走る様はなんとも心を落ち着かせてくれる。いつまでみていても飽きが来ない。遠くには武蔵・小次郎の決闘の場となった巌流島も望める。 |
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| ◆ 来年の主役は義経 |
| 関門海峡の雄大な景色を楽しんだ後、目を180度後に回してみよう。そこには、有田焼の陶板でできた大壁画が又違った趣きを見せている。それは屋外にある壁画としては日本でも有数の大きさである。壁画をよく見ると、それは源氏と平家の壇の浦の戦いの様子が描かれている。義経や、平家の安徳天皇、母の建礼門院、平らの清盛の妻(安徳天皇の祖母)などが描かれている。昨年は武蔵・小次郎で関門海峡は賑わったが、来年のNHK大河ドラマは「義経」に決まった。またまた、関門海峡が注目を浴びることになる。日本の歴史を決めた源氏と平家の最後の雌雄の戦いがここ関門海峡で行なわれたとは、北九州に永く生活する我々にとっても歴史に深く関わったことを改めて誇りにしたい。 |
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| ◆ 和布刈神事も有名な関門海峡 |
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しばらく展望台からの景色を楽しんだ後、海峡をめざして下ってみよう。夏でも涼しい木立の中を樹木ウォッチングしながら、目を休ませるのもいい。違った落ち着きが感じられる。又、別ルートで海峡を眺めながら下るのもいい。10分〜15分のくだりを楽しむと海峡のすぐそばまで降りてくる。そこはまさしく潮の匂いが感じられる。観潮遊歩道が整備され、間近かに海峡をひっきりなしに様々な船が手に取るように近くを走っている。展望台からの景色とは又、違った感動である。5分程度遊歩道の散歩を楽しんでいると、和布刈神事で有名な和布刈神社に行き着いた。神事の説明文を見ていると厳かな気持になれた。サァー次回は目の前の海峡の下を潜る海底散歩に行ってみよう。乞うご期待ください。 又、2003年11月発行の海峡のまち歴史ウォークなどの記事も今一度読んで頂ければ又、違った海峡の魅力も感じてもらえるかも。 門司港駅へのアクセス:北九州の表玄関である小倉駅までは山陽新幹線、九州新幹線が便利。小倉駅から門司港駅へは鹿児島本線で14分で到着。 *筆者:小西 |
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