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NHK大河ドラマ「義経」も現在、佳境に入ってきており、「義経」の運命やいかにと固唾を呑む雰囲気の展開である。今は、源氏の大将、「源頼朝」は、多大な戦功のある弟の、「義経」を、無残にもなきものにせんと血眼になっている。 時の流れ、人の運命というものも、長くは続かないもので、移ろいやすいものだと感じざるを得ない。 「義経」が一番、活き活きと輝いていた時が「源平」の雌雄を決める「壇の浦ノ戦い」の時で、平家を滅ばした時であることは言うでもない。 今の「義経」の置かれている立場を考える時、又、地元、関門海峡にたたずみ、潮の流れの方向、速さをこの目に感じながら、行き交う船の汽笛を聞く度に、当時の戦いの様子が、又しのばれる。 関門海峡周辺地図 |
| ◆ 大壁画には幾つものドラマが見える |
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関門海峡を見下ろす「和布刈公園第二展望台」には、屋外にある壁画としては日本一大きいと言われる壁画の存在が、見るものの目を釘付けにし、圧倒されてしまう。 1400枚からなる有田焼の陶板で、高さ3メートル、横幅44メートルと非常に迫力がある。 壁画の中には、八双飛びで逃げる「義経」と追う「平教経」、今まさに、平家の負けを覚悟し、入水する前の、「二位の尼・安徳天皇・建礼門院」の姿、戦う船団の近くを泳ぐ、「イルカの大群」、どちらの船団の下をくぐるかで戦の行方を占ったという平家の陰陽士(おんみょうじ)。敵を欺く為の大きな「御座船」、波間に漂う「建礼門院」を熊手で引き寄せる源氏の兵など・・・。それぞれにドラマが見え隠れする。 和布刈公園周辺地図 |
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| ◆ 現在は雄大な眺め「関門海峡」 |
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今、海峡の上には大きな橋が通り、本州と九州を結ぶ大動脈になっている。 橋の下を流れる関門海峡には、のどかな船の航行が人々の心を和ませる。関門海峡を周遊する「遊覧船」、日本一周の「豪華客船」も通る。そして貨物船がひっきりなしに行き来する。その数、1日700隻、今や、東京湾(浦賀水道)の通貨船舶量と同じ日本有数の過密航路である。 ここ早鞆の潮流は鳴門海峡、来島海峡に次ぐ日本三大急潮で早い時は10ノット(18km)で、海峡内の操船を一層難しくしており、パイロット(水先案内人)が必要な指定航路になっている。 |
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| ◆ 関門海峡・壁画にみられるミニドラマ |
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源平壇の浦の戦いで有名な関門海峡。甲宗八幡神社はご神体が神功皇后の兜である。3年後の平成20年春には50年振りのご開帳がある。是非見てみたいものと今から心待ちしている。ここの神社は壇の浦の戦いで荒れてしまったが、戦が終わった後、源範頼・義経兄弟により再建された。又神社の裏山の筆立山にあった、平知盛の墓が昭和28年の大雨で神殿裏に流れ落ちてきたものが、今は神殿横に丁重にお祀りされている。 対岸の下関側に渡ると、「義経像」とともに、「碇を担いで入水した知盛の像」がある。 平清盛の娘の、建礼門院(安徳天皇の母)は入水したが死に切れず、源氏の捕虜となり、京都大原寂光院で尼となり余生を送っている。時代は流れても、、壁画の中や関門海峡の潮の匂いの中にいろんなドラマが映し出されていることが見てとれる。 アクセス:北九州の玄関口、小倉駅までは新幹線で移動。小倉駅よりJR鹿児島本線の終着駅、門司港駅まで約14分で到着。和布刈公園まで歩いて20分。車での移動も可能。駐車場完備。 *筆者:小西(051114k7) 041114K6) |
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