〜大隅半島ドライブ道〜


 「大隅半島? そんなマイナーなところ、わざわざ行かなくてもいいワ」とおっしゃちゃぁいけません。大隅半島は、何を隠そう本土最南端の佐多岬のある半島。ドライブしながら周りの植生が次第に亜熱帯のものに移っていく不思議さを、一度は味わってごらんなさい。しかもこの半島、何と言っても人口密度が低い! "観光地"に行ったって駐車場に困ることもなければ人ゴミに紛れることも決してない。少人数でぼーっと過ごすには最高の場所。人間の本当の"癒し"ってのは、こういう静かぁ〜なところにあるんです。バンバン!(机を叩く音)

さて、運転免許をお持ちの方には、レンタカー利用がお勧めです。
理由その1.運転初心者が最も苦手とする二車線がほとんど全く無い
理由その2.公共交通機関が充実していないから移動が車しかない
理由その3.信号もほとんどない
・・・とくれば、あなたの快適なドライブは保証されたようなもの。あとは圧倒的に多い高齢者ドライバーに気をつけさえすればいいのです。
では、この地元民さえもめったに近寄らない秘境の地へのドライブ道、ご案内いたしまそう。

本土最南端への道−根占町(ねじめちょう)−
 大隅半島の拠点都市(?)である鹿屋(かのや)から、国道269号線をただひたすら南下してゆきます。海岸線に出ると、あとはずっと右手に海です。天気のいい日は、海の向こうに薩摩半島の先にチョコナンとそびえ"薩摩富士"の異名をもつ美しい開聞岳(かいもんだけ)がびっくりするくらい近くに見えて、運転しているだけで心が洗われます。ハイ。


 気を付けていただきたいのは食糧補給。途中、根占町(ねじめちょう)市街地(!)にあるファミリーマートを過ぎると、あとはどんなに南下してもコンビニはありません。あなたは本土最南端のコンビニを見ることになるのです。目的地の佐多岬までこのあと1時間ほどは目立つお店もないので、このファミリーマートで水や食料の補給をしておいた方がいいでしょう。

 ファミリーマートを過ぎてしばらく走ると、「道の駅」なるものが左手に出現します。ファミマでの食糧補給に失敗したら、ここが最後の砦です。この道の駅の向かいは海水浴場。私も今回初めて行きました。はっきり言います。きれいです。県内海水浴場の中でも穴場です。開聞岳の向こうに見える夕日もきれい・・・らしいです。
 おまけに、ユニットバスに流し台、エアコン完備のバンガローも貸してくれます。
バンガロー、海水浴場のお問い合わせは
大浜海浜公園管理事務所:(09942)4-5113(受付時間 9:00〜17:00)


本土最南端への道−佐多岬−
 根占の道の駅から走ることおよそ25キロ。「西方隋道」という峠のてっぺんのトンネルを過ぎると、「涅槃城(ねはんじょう)」の看板。遊園地なのか宗教施設なのか・・・。あまりの不気味さに一人で入っていけませんでしたが、行った人の話によると景色を見るには絶好のロケーションだそうです。私も次回は連れを伴って行ってみたいと思います。

 さて、いよいよ佐多岬の入り口です。「佐多岬ロードパーク」という有料道路と一般道の二つがありますが、有料道路の方がおすすめです。
が、ここではまず一般道に足を踏み入れて、その先にある「佐多岬ふれあいセンター」というところでお手洗いなどすませましょう。それから有料道路に入るのが通(つう)のやること。

 有料道路に入ると、いきなり広がる自生ソテツの林に圧倒されます。本土でソテツが自生しているのは、ここだけなんですと。この道路を7キロばかり走り、駐車場に車を停めて、結構な岬のうさぎ道をしばらく歩くと、ようやっと佐多岬展望ができます。古くて汚いつぶれた展望レストランは腹立たしいものの、その景色たるや・・・。多くは語りますまい。絶景です。


桜島一周
 鹿児島に来てここに来ないのは、紅茶専門店でオレンジジュースを飲むようなものです。活火山の雄雄しさをその麓からとくとご覧あれ。
 尚、運転に自信のないかたには南半分だけのドライブをお勧めします。南半分は道路が広く整備されています。部分的には狭いカーブ道(絶壁沿い)もあるので、くれぐれも慎重な運転を。
 ドライブの危険性と友達になりたくない方は、桜島一周の観光バスもなかなかお勧めです。(鹿児島市・西鹿児島駅前から出ています。)

吾平山稜
 「山稜(さんりょう)」というくらいですから、宮内庁管轄です。参道は、明治神宮を狭く小さくして埃っぽさを取ったようなものでしょうか。木の高さ太さと敷地の無駄な使い方(こらこらっ!)に驚かされます。マイナスイオンだらけです。

大隅湖
桜、アジサイの名所です。山ってこんなに近くにあるんだ、緑ってこんなにきれいなんだ、と再認識させてくれる私の安らぎの場所です。特に午前中、朝日を浴びる山はほんとうにきれい。
 何故か、ダムの湖畔にある「アジア太平洋研修センター」というものがあり、外国の生活雑貨の展示館があります。なお、この「アジア太平洋研修センター」は宿泊施設でもあり、「国際交流の意見交換をする会合」のような形をとれば、一般の人でも格安料金で泊まれます。県内でもあまり知られていないので、耳より情報です。ただし、シーツ替えや掃除は自分でしなければなりません。雑魚寝用の大部屋あり、ツインシングルありです。
 連絡先は・・・すみません、調べておきます。更新情報をお待ちください。




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