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水郷 柳川

春はさげもんの華飾り、夏は水辺の花と一緒に川下り、秋は祭りの囃子山車、冬はこたつ舟に鴨料理・・・。水の流れと共に、柳川はあります。
掘割の汲水場に立てば、少年の日の白秋の後ろ姿が過ぎてゆきます。

◆ 川下り
柳川の観光は、なんと言っても川下りから始まります。町を縦横に切って流れる掘割を、“どんこ舟”という小舟に乗って、のどかな船頭さんの歌を聞きながら、すいすいと下っていきます。水草が浮かぶ川面にはしだれ柳が影を落とし、四季折々の花が咲いています。赤レンガの並倉、白いなまこ壁、珍しい漁法のくもで網など、そこには北原白秋がうたった詩の世界が広がっています。こうして1時間10分、ゆったりと川下りの旅は続きます。
◆ 北原白秋生家・記念館
明治から昭和初期までの日本を代表する詩人・北原白秋は、ここ柳川で生まれ育ちました。造り酒屋であった白秋の生家は、大火で大半は焼失してしまいましたが、母屋だけが残り、昭和44年に復元されました。敷地内には記念館があり、白秋関連の資料をはじめ柳川の歴史民俗に関する資料が展示されています。
◆ 松涛園(御花)
柳川藩主の遊息の処であった御花の庭園で、日本三景の一つ松島を模して造られたもので、国指定の名勝となっており、冬には野鴨の群が渡来することでも有名です。
◆ 柳川ひな祭り
毎年3月1日から4月3日まで開かれる柳川ひな祭り。この祭りでは、ひな壇に加え、藩政時代からの歴史を持つ柳川独特の「さげもん」を飾ります。期間中、おひな様水上パレードや流しびな祭りなどの行事も催されます。
◆ うなぎのせいろむし
柳川を代表する名物料理です。せいろにたれをまぶしたご飯と蒲焼きのうなぎをのせて蒸し上げ、錦糸卵を散らしたものです。数十軒の店があり、それぞれに秘伝の焼き方、味つけを守り続けています。調理するうなぎは年間で100万匹以上にものぼります。





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