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札幌市営交通−伝統のササラ電車

今年は雪の降る日が多い札幌です。
市民から永く親しまれている路面電車には冬の名物となっている
除雪専用の<ササラ電車>と呼ばれるものがあります。
・ササラ電車の誕生
 路面電車の誕生は大正7年ですが、ササラ電車の誕生は大正14年。
北国の冬と切り離せない雪が誕生のきっかけとなりました。
当初、雪がふると人力による除雪作業が行われていましたが、雪の多さもあり苦労が多く、立ち往生した路面電車の乗客を急遽馬そりで駅まで運ぶということもあったようです。
こうした問題を解決するために考案されたのが、除雪のできる路面電車です。
当時の技師長である助川さんが3年に及ぶ研究の末に誕生させたもので、現在も当時の原理や構造が受け継がれています。

■ ササラとは?
  語源−竹を細かく割り束ねたもの。
使うとサラサラと音がするところからきたササラ−竹のたわしがササラ電車のヒントとなりました。
竹ほうきで掃除するのと同じように、竹の弾力がうまく作用して線路の溝にたまった雪や氷をきれいに取り除くことができるそうす。

産地−山口県の孟宗竹が長く使われていましたが、現在は青竹3年で標高700m以上の風雪に耐えた粘りのある全国から集められ、ササラ電車に利用されています。

初期のササラ電車

現在のササラ電車

一番新しいササラ電車
■ ササラは手作り
  ササラ電車は現在4台あり新しい一台はカラーリングが違います。(写真右上)
冬期間は一番初めに動き始め、始発電車運行前の午前4時に路面のチェックなどのために電車事業所を出発します。
総員八名、二人一組の乗車勤務で大雪の日は一晩中運転することもあるそうです。
そして、ササラ部分はこの方達によって作られています。

・ササラ作成作業
束で納品されたものを金づちで成形 → 釘を打ち込む → 取り付け台への固定 → ササラ部品の完成
→ 電車に取り付け(8個 1組) → ササラ電車の完成!!

電車への取り付けも、8個がバラバラにならないように微妙なバランスを保ちつつ行われ、走行800キロ程度でササラの竹が折れてしまうため、新しいものに取り替えるということでした。
電車のササラ、、あれは市営交通の方達の手で作られていたのす!(このことは、札幌市民にもあまり知られていません)

納品された状態のササラ

形成&釘打ち

取り付けて完成!
■ 市営交通案内&電車グッズ・交通資料館
  ★市営交通案内&電車グッズ
地下鉄大通り駅、改札口の近くにある市営交通案内センターで札幌限定の商品を購入することができます。
(ササラ電車立体模型・運転手さんと同じ制服を着たキティーちゃん・全国地下鉄絵柄のマグカップほか)
また、市営交通を利用した移動に関する料金の問い合わせをすることができます。

お問い合わせ
札幌市交通案内センター 011−232−2277
・電話案内 午前 8時 〜 午後7時まで 
・窓   口 午前10時 〜 午後7時まで
・場   所 地下鉄大通り駅 B1コンコース 
       (地下街から直接行くことができます)


★交通資料館
開発当時のササラ電車ほか、バスや地下鉄車両、資料を展示。
毎年7月下旬には交通資料館祭りが開催されます。

開  館 5〜9月までの土・日曜日 祝日
     (開館は季節によって変わりますのでお問い合わせください)
料  金  無料
   
お問い合わせ
交通資料館 011−513−5205
アクセス  地下鉄南北線、真駒内方面行き・・自衛隊駅

ササラ電車立体模型

マグカップ他。。

駅職員と制服を着たキティちゃん




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