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「坂の上の雲」進むまちづくり

松山市の「坂の上の雲」のまちづくり事業は、記念館の建設工事も始まり、いよいよ具体的にスタートしました。

■ 記念館起工式
  司馬遼太郎さんの小説「坂の上の雲」をテーマにした松山市のまちづくりの核となる「坂の上の雲記念館」(仮称)の起工式が1月7日に行われました。建築家安藤忠雄さんの設計で、松山城の城山を背景に、ガラスを多用した4階建て、三角柱形のユニークな建物。小説の松山出身の3人主人公(子規、秋山好古、真之兄弟)や当時の国内外の情勢などを紹介する展示室のほか、市内観光の情報センター、市民交流の機能も持ち、2007年の開館を目指しています。安藤さんは「21世紀の子供たちへの贈り物、歴史の大切さを考えていけるような施設になって欲しい」と話しています。

「坂の上の雲記念館」完成予想図
■ 秋山兄弟生家跡完成
  松山城へのロープウエー街近くで進められていた民間の団体による「秋山兄弟生誕地整備事業」がこのほど完成し、1月19日から公開されます。下級藩士の家庭に育った兄弟の子供時代から青春期にかけての物語は「坂の上の雲」で詳しく紹介されている。出来るだけ当時の雰囲気に合わせて再現された生家の内部に二人の姿が偲ばれます。庭にはブロンズ製の好古の騎馬像と真之の胸像も飾られている。入場料は大人200円(高校生以下無料)月曜日と祝日の翌日を除き、午前10時〜午後5時の間公開されています。
■ 「坂の上の雲」巡りマドンナバス発車オーライ
  「坂の上の雲」関連を中心にした七施設を巡る「まつやま観光回遊バス」(伊予鉄道)が昨年秋から走っています。コースは、大街道電停前から秋山兄弟生家跡、松山城へのロープウエー駅、山頭火終焉の地「一草庵」、ロシア人墓地、庚申庵、JR松山駅など市内中心部を経て大街道へ戻ります。一回乗車二百円、1日乗車券なら四百円、どこからでも乗車、下車が出来ます。土、日、祝日の午前九時から午後六時前まで、三十分ごとに常時回遊しています。写真のようなレトロ調のボンネットバスで松山再発見の旅、いかがですか。なおこのバスにふさわしいネーミングを松山市と伊予鉄道が市民に一般募集し、このほど{マドンナバス」の愛称が決まりました。松山市駅から市内中心部を経て道後温泉に通う「坊っちゃん列車」と並んで松山の観光名物がまたひとつ増えました。

「坂の上の雲」巡りのマドンナバス

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