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道後温泉の分湯場

道後温泉の分湯場

■ 道後温泉分湯場
  道後温泉は古来より大正三年まで自噴していた。自噴箇所は2箇所で旧神の湯「一の湯」湯釜直下(現在の神の湯 東側浴槽)と養生湯直下(現在の神の湯の女湯中央あたり)にあった。つまり自噴口の真上に浴槽があり、その浴槽に円筒形の湯釜(道後公園に展示)を通して、温泉を注ぎ、浴槽に溜め、そこに入浴するという原始的温泉であった。しかしながら、増湯目的で大正3年になって機会式ポンプを入れ、強制的に汲上げるようになった。湯は貯湯槽に一時的に溜められ、それから浴槽に配湯されるようになった。この道後温泉の歴史ある2箇所の源泉は戦後枯渇し、現在は使われていない。道後温泉では湯量確保のため昭和15年ころより温泉開発が進められ、昭和30年代には旅館の内湯整備のためより本格的に温泉開発がおこなわれた。現在まで道後温泉は27本(28号泉)の井戸を開発し、内17本が使用可能で常時使用されているのは内12〜13本である。日量2600d程度のくみ上げが可能だが、枯渇を招かないように最大2,060tに制限され、それぞれ決められた分湯場(4箇所)に集められ43度に温度調整(高温泉と低温泉を混ぜて調整し、加温は一切していない)され担当施設に配湯されている。

椿の湯裏の第一分湯場

冠山の第二分湯場

道後温泉駅隣の第三分湯場
■ 道後温泉分湯場内部と配管等
  各旅館への配湯は口数によて違い一口が日量9トンで最高9口つまり、最大量56トン(300石)が配湯されている。分湯場内部には各施設毎に送湯用ポンプが設置されている。(配湯料すなわち内湯使用料は180リットルあたり43円の税別である)

道後公園内子規博裏手の第四分湯場

第二分湯場内部

第二分湯場内部の送湯ポンプ
■ 分湯場
  源泉から集められた温泉は各分湯場の貯湯タンクで混ぜられ温度調整されて各施設に配湯されている。
冠山には内湯の整備と温泉開発に貢献した利根ボーリング株式会社の当時(昭和30年代)社長の塩田岩治の像が片隅にある。

源泉から第3分湯場への配管

冠山分湯場から各施設への配管

内湯整備に貢献した塩田岩治氏の胸像

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