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三菱マテリアルの製錬、リサイクル事業、ベネッセアートサイト直島の観光、文化事業と 並び称される直島の基幹産業は漁業、養殖業です。 ある朝、養殖カンパチ出荷の模様を潜入ルポして来ました。 【注意1】養殖業者が自ら育てた魚を出荷船に積んで瀬戸内海を渡り、高松市の魚市場に 持ち込んで陸揚げするストーリーですが、現在はこのような出荷方法は取られ ていません。 直島の漁業協同組合にも「自動出荷ライン装置」が設置され、魚を自動的に 計量、パッキング、トラックへの搬入の一連の作業が機械化され、出荷船 を出して持って行かなくてもトラックが積んで行ってくれます。 ここで紹介するような出荷方法は、かつてのロマンと考えてください。 【注意2】これは特別に撮影してきた出荷現場であって、年1回ペースで実施されてい る養殖体験ツアー(将来的には観光コースとして定番化される日が来るかも 知れません)とは無関係です。 |
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出船は午前4時半、まだ夜明け前で天空にオリオン座や北斗七星が輝いている頃でした。 (写真1) 小割り=養殖魚を飼育している巨大な生簀。黄色い浮きのいっぱいついた大網は「小割り地引網」と 言って、小割りの中で地引網を引くようにして魚を囲い込みます。 (写真2) 囲い込んだ魚を「手動開閉たも網」で捕獲して船上へ揚げ、船上では揚がった魚を絞めます。 絞め包丁で頭部を刺してご臨終させた魚を、次々に出荷船の船倉に張った氷水の中に放り込みます。 (写真3) 写真2を別のアングルから。作業が黙々と続けられるうちに夜が明けました。 向こうに見えるのは向島(むかいじま)。 |
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(写真4) 運送屋の船が来て、絞めずに生きたままの魚をたも網で吊り上げて積み込みます。この船は、陸上で言えば ヤマト運輸のような運び屋さんです。 絞めた魚はスーパーなどの店頭に回り、生きたままの出荷は生簀料理店などに回るのだと思います。 (写真5) 向こう側では投餌しています。機械で小割りの中に餌をビュンビュン飛ばしこみます。 (写真6) 揚げた魚を出荷船で高松市の市場に運びます。出荷船が波を切って進みます。左前方に見えるのは サンポート高松。 |
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(写真7) 高松の魚市場の荷揚げ場に着くと、積んで行った魚を手動開閉たも網で吊り上げて、バスタブの ような大きな容器(活魚水槽)にいっぱいになるまで入れます。 (写真8) 次に水槽から拾い上げて発泡スチロールの容器に入れ、ビニール袋をかぶせてコンベアーの上を 送り出し、計量して保存用の氷をぶちこみ、発泡スチロールの蓋をしてコンテナ車に積み込みます。 (写真9) 養殖の鯛。素晴らしい赤色をしています。 今回取材したのはカンパチの出荷で、鯛の出荷は11月です。この写真は別の機会に撮ってあった ものです。 |
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